【富士山に一番近い】観光列車「富士山ビュー特急」の魅力3選

皆さんは、旅行はお好きでしょうか？

国内外問わず、旅行を趣味にしている人は多いですよね。

旅行を趣味にしていなくとも、友人と行く旅行を楽しんだり有名な観光地を巡ったりして旅行を楽しんだことがある人は多いはずです。

現在、日本国内では各所で観光列車が走り地域の魅力を高めています。

観光列車の旅では電車が単なる移動手段ではなく、乗ることそのものが旅の目的になります。

その素晴らしさを皆さんにお伝えすべく、時に実車レポートも交えてご紹介します。

今回は富士急行線「富士山ビュー特急」の魅力をお伝えします。

富士山ビュー特急とは何か

富士山ビュー特急とは富士急行線を走る特急電車です。

大月駅から河口湖駅まで45分かけて走ります。

外装・内装ともに工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインしました。

水戸岡鋭治氏はJR九州の「ななつ星 in 九州」や西九州新幹線「かもめ」をデザインしたことでも有名な方です。

富士山ビュー特急の魅力3選

(1)水戸岡鋭治氏デザインの華やかな車両

外装はメタリックカラーの「さび朱色」です。まるで赤富士のような色合いでスラッとした車体が特徴です。

内装は、これぞ水戸岡デザインとも言うべき木材をふんだんに活かしたアンティーク調のデザインになっています。

「ゆったりとした、ホテルのような空間」が内装のコンセプトです。

天井や壁、椅子の背もたれにある取っ手などは木目を生かしたデザインになっています。

椅子のクッションも赤や青を基調としたカラフルなデザインとなっており、座り心地も快適です。

今回は混雑ため1号車の特別車両の予約が取れませんでしたが、4人がけの席や車内売店、沿線の工芸品などを展示したブースなど電車に乗っている時間を忘れて夢中になれそうな車内になっています。

(2)富士山に一番近い観光列車

富士山ビュー特急はその名の通り、富士山の雄大な姿を目にすることができます。

河口湖行きの場合、都留文科大学前駅を過ぎた頃から富士山の姿を目にすることができます。

下吉田駅付近で車両左側、富士山駅付近で車両右側に大きい富士山の姿を見ることができます。

季節に合わせてその姿を変える富士山の姿を車内から見ることができれば、おのずとテンションも高くなります。

(3)スイーツプラン設定列車で楽しむ特製スイーツ

富士山ビュー特急では、土日を中心にスイーツプランが設定されており人気があります。

1号車の特別車両において、ハイランドリゾートホテル＆スパのパティシエが作った「富士山ビュー特急特製スイーツ」を楽しむことができます。

山梨の食材を活かしたスイーツはオリジナルのエクレアやショコラが楽しめ、旅の気分を一層盛り上げることができます。

1号車には売店もあり、クラフトビールやワイン、ソフトドリンクやオリジナルグッズを扱っています。

設定日が土日であり、座席数が26席であるため予約を取ることが難しいですが、富士山ビュー特急に乗る機会には是非とも予約を取っておきたいところですね。

富士山ビュー特急に乗るには

富士急行線の起点は中央本線の大月駅（山梨県）になります。

東京方面からは、新宿駅始発の特急かいじに乗ると良いでしょう。

新宿駅から約60分で大月駅に到着します。

大月駅に到着すると乗り換え専用改札があるため、スムーズに富士急行線に乗り換えることができます。

沿線の観光スポット

観光の起点は富士吉田市にある富士山駅になります。

富士山駅からは以下のスポットにアクセスすることができます。

• 北口本宮　富士浅間神社：富士山駅からバスで約5分
• 忍野八海：富士山駅からバスで約20分
• 山中湖：富士山駅からバスで約25分

また、周辺の駅からは以下の観光地にアクセスすることができます。

• 新倉山浅間公園：下吉田駅から徒歩約10分
• 富士急ハイランド：富士急ハイランド駅をおりてすぐ
• 河口湖：河口湖駅から徒歩約10分

まとめ

この記事では、富士山に一番近い観光列車「富士山ビュー特急」の魅力についてご紹介しました。

この観光列車の魅力は、主に以下の3つです。

1. 水戸岡鋭治氏デザインの華やかな車両
2. 富士山に一番近い観光列車
3. スイーツプラン設定列車で楽しむ特製スイーツ

水戸岡鋭治デザインの列車を楽しむもよし、富士山の雄大な姿や沿線観光をじっくり楽しむもよし。

富士山方面への旅行をより楽しめる仕掛けが多い観光列車です。

富士山を含めて四季折々の風景も楽しめる「富士山ビュー特急」、一度乗ってみてはいかがでしょうか？